脳汁水産 (有)
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Posted by naturum at

2009年08月02日

大人の玩具


ふっふっふ…

うぇっへっへっ…

ニヤニヤがとまりません( ̄ー ̄)

久しぶりのNEWタックル購入…NEWといえどもOLDのバスロッドですが。
先日散った愛竿の代わりを探していたんだが、巡り合わせというか運良く手に入れた新しい我が愛竿。

heddon pal
#6805 「mark II-6'」 power +


実はmark Iが欲しかったんだが、こちらは縁がなく…縁のあったmark IIにしてみた。というかコレは一目惚れ。mark IIのPower +ACTIONてのがまた気に入ったのと、デザインのセンスの良さ。1970年代のモノだが(詳細は判らず)洗練されとります。

グリップ〜リールシート部はレッドブラウンにトップとエンド部がピンクゴールド仕様♪めっちゃおしゃれさんです。現在のメーカーにこのセンスはないでしょう。




今回はambassadeur 5000aではなく、ambassadeur 5500c [pro shop green]をあわせて大人の玩具的雰囲気を出してみました。



このリールはオールドではないが、カスタムショップ製のレアモノ。深みのあるグリーンカラーとゴールドのマークが美しい超お気に入り。師匠から餞別に譲り受けたかけがえのないリールだったりします。

6fの2ピースロッドと携帯にも便利です。このジョイント部がまた渋い。



え〜金属ジョイントです。バット側凹がゴールド、ティップ側凸がピンクゴールドで仕上げられてます。木目調ブランクに、ガイド周辺に装飾スレッド巻きが施され実に豪華。

ちなみにブランクはバット部からティップへライトブラウン〜レッドブラウンとグラデーションカラーになってたりします。もうこの辺の感覚が手抜きナシの遊び心満載でたまりません。所有欲をガンガンに満たしてくれますね。大人の遊びに使う道具とはこういうモノだと言わんばかりの見事なセンス。素晴らしいですねぇ〜

ああ…早く振りたい…

相棒からまたボートゲームの誘いがあった。まだ先のことだがいまから待ち遠しい。
  

Posted by ken at 13:32Comments(13)

2009年07月27日

脳汁水産〜淡水編VI 〜

猛烈な眠気を冷水で払い、素早く着替えを済まし軽トラに乗り込む。午前2時の空気はかなりの湿気を含んでおり、爽やかさとは無縁。…どうやら今日は降りそうだな…

相棒を迎えに行くと、もはや待ちきれなかったらしく玄関でタバコを吹かしていた。不審者の匂いを全く隠しきれていない。
『いやあ、結局寝れんだわ(笑)もードキドキしちゃってさ〜60とか出たらどーしようって。こうバシャーっと水柱が…』

助手席に座るやいなやキリンZEROをプシュッとやり、旨そうに喉をならす。この前向きさは見習いたいものだ…いつも何の根拠もないのだが。

夜の森を抜け、目的地の湖畔に車を止める。一番乗り〜と騒ぐ相棒以外物音一つしない。鳥や虫も未だ寝ている午前3時、甚だ迷惑な2人の船出はあとわずか。
コンプレッサーでボートを膨らませ、エレキとバッテリーを湖岸に運ぶ仕事で培った阿吽の呼吸が実に流れ良く事を済ます。2人でクソ重たいゴムボートを湖面に浮かべる。激しい水音が準備完了の知らせ。いざ、未知の世界へ!!



乗船失敗



いきなり足を滑らせ相棒転倒(-_-;)先に乗った俺をゴムボートから水中へバックドロップ

…殺すっっっ!!

「だあああキサマ一体何をしやがるこの酔っ払いがああ!!はっ!?ケータイ…は防水の袋の中…嗚呼良かった…って良くないわあ!!」

『あはは悪い悪い(^^;)まあお約束ってことで…』

まさか水深40センチで落水するとは思ってなかった…実に幸先の悪い船出となる。

エレキをセットし、離岸。トゥルルル〜と小気味良い音を立てて船は湖面へと踊り出す…文字通り踊るかのように…

「なあ、さっきから挙動不審なんだが…もしやキサマ…」

Tシャツを搾りつつ聞いてはいけないことを聞いてみる。

『いや難しいなコレ…フォークリフトと同じようなもんだと考えててたんだが…』

「頼む、降ろしてくれ…」

『大丈夫大丈夫!ほら、みろこの景色!』

真っ暗ですが(-_-;)

まだ暗い湖面を蛇行しながら進むド初心者マーク付き大五郎丸(仮)。はっきりいって釣りどころではない。

俺の不安をよそに湖の奥地へ突き進む。空が青く、辺りが僅かに明るくなってきたころ、相棒は舟を止めた。

『ほら、どうけココ!トップ屋さん涎だだ漏れだろが!』

湖の幅も50m程に狭まり、両岸はどこもかしこもブッシュだらけ。小さな滝の横には「いかにも」なオーバーハング…陸からは決してみることの出来ない景色が眼前に広がっていた。静かな湖面、目を覚ました山鳥の鳴き声…なんとまぁ…

「ううう…撃っていいんですか撃ちまくっていいんですかコレ!!?」

『存分に傾くがよい』

落水でずぶ濡れ、気分最悪だったのも一瞬で吹き飛ぶ。それほどの情景だ。

mark IにHEDDON マグナムトーピード(オールド)をセット。シングルスイッシャーの対バス魚雷をサイドキャストでスキップさせ、オーバーハング横のブッシュへ叩きこむ。カシュっっっとリアフックが岸際の岩壁に当たる音が響く。記念すべき第1投目は相棒も驚くスーパーキャストが炸裂した。

『うおおなんちゅうキャストしやがる!ドンピシャやねか!これはキタだろw』

「…完璧じゃ…さあきやがれっっっ」

会心の一撃にヒットを確信。水面に広がる波紋が消えるのをみはからって軽く2回ロッドを動かしダートさせ、ポーズ…


……
………

2人固唾を飲んで見守る。

「…だめか〜」

とため息出した瞬間、水面が炸裂。バスが飛び出した。

「おおおキッターあああああ!!!」

カキッという音と共にルアーも宙に舞った(笑)あろうことかミスバイト。ちゃんと食えま(゜Д゜)

「見た?見た見た見た!?」

『見た見た見た!!ふおおお燃えてキタあああ!!』

ヒットとはいかずとも、水面を割って飛び出したバスの姿はバカ2人のスイッチを入れるには十分だった。

…今思えばこの1本が捕れなかったのが全てだった気がする…
相棒と共に再び狙いを定めていると…

ポッ…

…ポッポッ…

ドッバアアアアwww


突如バケツひっくり返したような雨が(゜Д゜;≡;゜Д゜)

「…なななっなんじゃあ…!?」

『どわwwwいきなりかよ!?聞いてねぇッッッ』


慌てて舟を動かし湖面に大きくせり出した木の下へ避難するも焼け石に水。一瞬でボートに水が溜まるほどの超豪雨が大五郎を襲う。流石に竿を振れる状況ではない…

仕方なくタバコに無理矢理火をつけてお互い悪態つきながら雨が収まるのを待つ。20分程で小降りになった。

『…なあ、この雨ってどーなんだ?』

「良くねえな…急激な環境の変化はバスだって驚くだろ?活性下がったかもしれん…」

ともかく撃ちまくってみようと舟をちょっとずつ動かしながら怪しげなところを2人で連打していく。が、見事なまでに反応が無い。あの一瞬の雨でまるでお通夜である。

こうなると集中力も散漫になり手元が狂うのは必然。絶好調だった水面スレスレの低空キャストが僅かに上方にズレ、ブッシュに突き刺さる…

「だああ〜やってもうた〜」

『待て待て。ボートゲームだというのを忘れてないか?近づいて取ればいいんだよ』

「おお!そうかっ!」

相棒の巧みとは全く言い切れない繰船でひっかかったルアーを回収しにブッシュへ突撃

…文字通り突撃した。

バキバキバキッッッ!

「このたわけがっ!止めろっ!逆進かけんかいっっっ痛い痛い痛い!」

『おおおわっ!?』

初心者丸出しのお約束。どうにかルアーは回収できたが船上に生け花のごとく大量の木の枝が…
『いや〜微調整が全くきかね〜加減わかんねぇんだよ(笑)』

「全く…頼むよ船長」

その後も突然のどしゃ降りの中ビデオでリピート再生したかのような光景を繰り返し、なんの釣果もないまま辺りはすっかり明るくなった。



「うーむなにやら撃沈の予感が…って何コレ」

異変に気づいた。ケツがやけに冷えると思っていたら、ボートの底に大量の水が…!!?

『…雨の溜まり…にしちゃ多いな…』

バッグからルアーボックスから見事に浸水している。

「…パンクは治したけど…まさか…」

『船底に穴あいとるなコレ』


…ホンマに泥船だった((((゜д゜;))))

「アホくぁぁぁ!!シャレになっとらんわぁぁぁ!」

『いや大丈夫だろ。空気抜けてるワケじゃねーし』

「…まあそれもそうか。しかしもうなんもかんもずぶ濡れじゃねえか…なんだってんだ」

『うーんやっぱゴムボはダメだな。重いしよ〜』

朝の7時をまわり、何の反応も無いのでいい加減諦めムード…と、その時、相棒のルアーが絶好の位置へと飛んだ。

「…おお…ナイスキャストじゃねえか…」

『ズバーっと出ねえかな〜こうズバッと…っ!?』

ズバッと水面が炸裂

慌ててアワセを入れる相棒。ロッドが見事に弧を描いた。

ついに…

キタあああああああああ!!!
完全に撃沈、しかもリアルに轟沈寸前という状況で静寂を打ち破る待望の1本が、キタ。

ファイトの末に上がってきたのは…



見事!天晴れ!42センチの痩せたバス君!

ボートの上はさながら祭りのよう。どんちゃん騒ぎだ。さらに浸水が酷くなったような気がするがそんなこたぁどうでもいい。地獄から天国へ一気に駆け上がった俺達の軽い脳。まさしく有頂天。一発出てしまえばそれまでの苦労などどこ吹く風。
ジワジワと浸水の進む大五郎丸(仮)と心中を決めていざキャスト!!


まるでmark Iが自分の腕の一部になったかのような錯覚を覚えるくらい、この日のキャストは自由自在。

相棒曰わく、「スコープでもついてんのか?」

狙いのポイントを確実に射抜く高性能ライフルの如きキャストの連打に相棒もかなり呆れ顔だ。いや何だろうな一体…好調過ぎて気持ち悪いが…

先日頭をよぎった一抹の不安が再び鎌首をもたげる…なんだ?

その瞬間、ブッシュ下岸際5センチにブチ込んだ対バス魚雷が命中!ズボッと吸い込まれた所を満を持しての鬼アワセ
待ちに待った一本がついにッッッ

ラインブレイクorz

なんでやねん(ノ-"-)ノ~┻━┻

水中に引きずりこまれたルアーは吐き出されたようでポコッと水面に飛び出し当てもなくさ迷っている…くっ千載一遇のチャンスを…ルアーは回収出来たがなんだってんだ…

相棒の爆笑を背にさらに浸水が進むゴムボに座りこみ魚雷を結び直す。

おーのーれぇぇぇどこまでも愚弄する気か…

舟を移動させながらひたすら撃ちまくっていく。『鬼気迫る』と後に相棒は語っていたが、何かにとりつかれたように竿を操っていたそうな。

バシュッッッ…カラカラカラ〜とオールドアブ独特のブロンズベアリングの音を響かせ際どい所へとルアーは飛んでゆく。
一体何本目のキャストだったか…その時がついに訪れた。

テイクバックからロッドが弧を描き水面スレスレをルアーが飛んでゆく…ハズだった。

弧を描いた瞬間、右手に違和感。グシャっと鈍い炸裂音が響き、mark Iの3番ガイドから先が枯れた枝のようにヘシ折れた。

………ッッッ!!!?


『うわあああ!!マジで!?』

「…ありゃあ…ついに来たか…昨日からなんか嫌な予感はしてたんだよな…寿命だろうかのぅ…」

『すげー大切にしてたじゃねーか…』

「しゃあない。覚悟はしてたしな」

変わり果てた姿になった愛刀を見つめる…


「スマン、竿なくなっちまったし悪いが上がるとしようか。いやあ楽しかったなw」

『そうか…残念だけど…上がるか』

すでに時間は正午前。実に10時間近く撃っていたワケだ。気がつけば右腕はパンパン、浸水も実に10センチを超え…ってえええ!!?

「それより!ヤベエぞこのボート!!これ以上水入ったらバッテリーが!!」

『いやさっきから言おうかどうか迷ってたんだけどさ〜ドロンボーみたいにおしおきだべぇ〜ってなっちまうな(笑)』

「迷うなあああ!!笑えねえだろうが!!甲板大破、被害甚大、両舷全速!!生きて還るぞぉぉぉ!!」


とまあこうして初のボートバスゲームを満身創痍で終えた俺。まさしく被害甚大である。
片付けがどれほど大変だったか…ご想像にお任せします(ノ-"-)ノ~┻━┻
もうゴムボは勘弁…


かわりのロッドもさがさねぇとなあ(T_T)

[後記]

というかね、なんでこう書いてて異様に疲れる展開になるんだろうね毎回…何かがどこかでブレてんだろうけど、もう最初から全てがおかしい気がしてならないのはワタクシだけだろうか?賢明な読者諸兄であれば的確に突っ込んでいただけると思う。
今回あえてタイトルつけなかったんだけど…つけるとしたら

「浸水式」

…か?

さて、淡水編もこの辺にして、そろそろ海へ帰ろうかね…(竿折れたし(笑)  

Posted by ken at 18:38Comments(14)

2009年07月26日

脳汁水産〜淡水編V 〜

脳汁水産〜淡水編V〜

[釣りの誘いは唐突に]

『お、仕事どうけ?明日休みか?』

「追加追加でグダグダよ。み〜んなやんなってきてるみたいでさ〜監督が頼むから休んでくれだってさ(笑)」

『マヂけ!なら明日の朝出ようよ!会社にゴムボートあったんだよ!』

「なんですと!?了解、仕事終わったら連絡する」

今俺が入ってる現場は別件で相棒も来ていて、トラック越しに挨拶したところ引き止められてこんな展開に。一瞬脳裏に一抹の不安がよぎったが、その正体が何かもわからなかったのですぐにかき消した。よし、久々の連休はバス釣りを楽しみ尽くすかね…

次の日休みと決まればウチの親方は仕事終うのが早い。「残業?そんなもんは仕事できんやつのすることだ」って考えの職人で、とにかく何もかもが早い。その日やるべき事がキッチリ終わればさっさと引き上げる。監督も客もいつもニコニコだ。
この日も追加工事を段取り良く片付けて15時には仕事が終了。早仕舞いと相成ったワケで、家帰ってのんびりタックルの手入れをすることに。

オールドタックルだといえども「道具は使ってナンボ」が信条の俺。手入れは入念に行うワケだが…流石にあちこちに痛みが見てとれる。うーむ…そろそろ隠居かのぅ…と俺と同い年の赤い愛刀[heddon mark I]を眺める。俺に釣りの楽しさを教えてくれた竿だけに、やはりいつまでも現役でいてほしいものだ。

蒸し暑い車庫で一服しながらタックルいじっていると電話が鳴る。どうやら相棒も仕事を終えたようだな…

『あのさ、借りたボートなんだけど、パンクしてて修理しなきゃならんのよ。今から第2工場来てくれ』

…どうやら泥船に乗せるつもりらしい(-.-;)y-~~~感じた不安の正体はコレ…か?

とにかく修理するというので軽トラに乗り込む。未だ梅雨が明けたかどうかすら不明で、曇ってはいるが異様に蒸し暑い空気がクーラーの付いていない仕事用の軽トラの運転席をさらに不快なものにしている。河川敷の道を窓をあけて走っていても、やたら生暖かい排ガス混じりの風が入ってきて余計気分が悪い。

工場に到着すると、すでに駐車場で「見るからにヤバそうな」ゴムボートを広げて待っていた。とりあえず膨らませてパンク箇所を探すことに。仕事終わってからまた気密テストかよ…とブツブツ文句いいながらジョウロに水と食器洗い洗剤をブチ込み石鹸水を作る。

ゴムボートをパンパンに膨らませて石鹸水を船体にまんべんなくかけると…パンク修理のパッチ当てがしてあるところから泡がブクブク…

ひっぺがしてボンドを綺麗に削り取り、新しくパッチ当てして再びテスト…よし、これで問題無しだ。

『よし、こんでじゃまなかろぅ。ツレにエレキ借りる算段になってるから取りにいこう』

「マヂか!?てっきりオールで一生懸命漕ぐんだと思ってたが…やるぢゃね〜か」

相棒の友人宅は大きな農家で、離れのガレージに明かりがともっていた。シャッターの向こうには…デーンとFRP製のカヌーが台の上に据えられていて、慣れた手つきで自ら補修作業を行うイケメンが。所狭しと置かれた釣り道具が彼の中毒者っぷりを物語っていた。

イケメン「お、話に聞いてたトップ屋さんか〜オールド専門なんだって?怖いわぁ(笑)」

「どうもはじめまして。いやしかしこりゃ凄いねぇ〜こんなガレージ俺も欲しいわぁ」

『な、すげえだろコイツ!』

「おう、カッコエエわ」

イケメン「いやいや(^^;)誉めてもコーヒーくらいしか出ねえぞ?」

ステレオからアメリカンロックがガンガンに流れ、極上の雰囲気の中コーヒーを飲みながら釣り談義を楽しむ。釣りに魅せられた者同士、話のタネは尽きることなく時間が経つのも忘れてしまう。これもまた釣りの楽しみだ。

『おい、もうこんな時間だぞ?朝3時半には湖行きたいんだからそろそろ行こう』

相棒の声で我にかえるとすでに22時を回っていた。

エレキを借りて準備完了。あとは釣るだけ。軽トラにタックルとボートを積み込んで、家路を急ぐ。
さあ、今度はどんな釣りになるやら…

思わず口元が緩む。初のボートバスゲームに高鳴る鼓動は抑えきれない。遠足を待つ子供のような気持ちをなだめすかし眠りについた。


…うーむ今回はまた長くなりそうだな〜(^^;)というわけで実釣は次回(笑)
  

Posted by ken at 19:25Comments(8)

2009年07月24日

探しています…

『ボート買おう、2人で!』

あまりに唐突な相棒の提案に瞳孔が開きっぱなし。

事の顛末はこうだ

連休に相棒は友人とボートバスゲームをやってきた(誘われていたが仕事でいけなかった)。これがまた実に面白かったようで、報告の電話の向こうは超ハイテンション。何かお薬でもキメてるんじゃないかと思うくらいの盛り上がりっぷり。ロケーションが最高だの何だの言ってるのをテキトーに聞き流していると、いきなりのご提案(-.-;)y-~~~どうしてコイツはいつもこうなんだ…

相棒の性格を表現するに相応しい言葉がある

「熱しやすく、冷めやすい」

ステンレス材のような男だ。ノリでボート買っていいものか?参ったねコリャ…しかし俺自身、ボートでバスゲームは興味津々なのは間違いなく、やはりマイボートを持ってみたいと思っていた。

そこで相棒の提案に乗ってやることに。

…でね、誰か使ってないボート譲ってくれる方いませんか?アルミでもFRPでもゴムでもいいんで。穴空いててもクラック入ってても大丈夫です自分ら直せますから。
値段は相談の上。片道300キロくらいなら取りに伺いますんでよろしかったら是非ご一報をm(_ _)m
  

Posted by ken at 12:57Comments(4)

2009年07月18日

脳汁水産〜淡水編IV 〜

どうにか仕事も峠を越えました。あとは残仕事と追加片付けながらマイペースでやれます…しかし毎度のことながら現場仕事中盤は凄まじい…修羅場、鉄火場、まるで戦争ですね(^^;)
今回の現場から何故か俺が半分仕切るハメになり猛烈に疲れましたよ…ま、こっから先はほっといても終わるんで楽ちんです♪
さて…唐突に釣りに行くことになった大五郎、計画性がまるでない行き当たりばったりの自らの人生さながらの釣りをお楽しみ下さい

脳汁水産〜淡水編IV〜

未知との遭遇

面白そうな野池を見つけたと子供さながらにハシャぐ相棒(一応2児の父)の車の助手席に半強制的に座らされたのはまあよいとして…なんとかならんのかこの車…サスがへにゃへにゃらく山道を走るうちに俺の脳が誤作動を起こす。相棒の声が酷い耳鳴りで遠くなり、視界が歪む…
酔ったorz

こうなるともうただの拷問。最近ツボの熊木杏里を口ずさみつつリバースするのを必死でこらえる。到着する頃には虫の息でもはや釣りどころではない。

『…テンション低めじゃね?』

「(嘔吐中)…ぐへっ…お前の車は新型の兵器か?つーかテンション低いにきまっとろーが!」

『ん〜ウチのガキも酔うんだよな〜車買い替えたの失敗だったな〜まあこれ飲んで少し休め』

…どこの世界に車酔いしたヤツに缶コーヒー(人肌)を勧めるアホがおるんだ…突っ込みたかったがもはや言葉もない…

とりあえず深呼吸して野池の澄んだ空気を肺に流しこむ。海の空気も心地よいが、山の空気もまた良し。澱んでいた血流に新鮮な酸素が染み渡り、細胞一つ一つが徐々に活性化されていく。あいにくの曇り空だが月光がうっすらと雲を光らせていて、ライトを付けずとも十分に視界が利く。静まり返った野池を目を凝らして観察してみる…なるほど相棒が騒ぐだけのことはある。見える範囲だけでも「いかにも」なポイントが結構あって、釣り座も労せずして確保出来そうな岸具合。

タバコくわえつつ考えているうちに酔いも落ち着いてきた。ガチャガチャと騒々しく準備する相棒…トップを試す気まんまんでニヤニヤしながらメガバス/アンスラックスをラインに結んでいる。ぶっちゃけ気色悪い。

さて…俺も準備しようかね…

今回はいきなりの釣行だった為、持っていたのはメバルタックルのみ。バレーヒルの砂龍とアルテadでバスゲームという舐めきった装備。バスを釣ったことが未だ無いワーミングでいくとしよう。

10g程のラバージグにレインの新しいホッグ(名前ド忘れ)をセットし準備完了。さて…この野池のポテンシャル、如何なものか。




…全く、完璧に、何事も無く一時間が過ぎようとしていた(-.-;)y-~~~
いつものようにドタバタなのも疲れるが、何もナシってのも釣り芸人としてはどうなんだと問いたい展開。…いや静かに釣りをするのもなかなか乙ではあるが。

…が、しかしやはりそうはいかなかった。非常に残念なことだが、離れていた相棒の奇声で野池の穏やかな雰囲気は台無しになる。釣れた??

駆けつけるとなにやらファイト中??なんか変だぞ?いやいつも変か。

『ヘビ!!ヘヴィ釣れたぁぁぁぁぁぁ!!』

なんだそりゃorz

どうもなんらかの理由で岸際の水面をウロウロしていた蛇をひっかけたらしい。流石メガバス、なんでも釣れる。

「…おい、なんか形ヘンじゃねーか?暴れまわっててよくみえねぇが…はよリール巻け」

『お、おう…噛まないかな?』

「一回噛まれたほうがいいんじゃね?…って何コレ!!!まさか!!!」




…暴走!?




ではなく…

2人「ツチノコだああああああwwwッッッ!!!」

…なわけはない。落ち着け。


どうやらデカいカエルかなんかを飲み込んだばかりのヘビがアンスラックスの先に(-_-;)

暴れてるうちにフックから外れて藪の中へ帰っていった…

相棒はヘビが苦手らしく、腰を抜かして座り込んでいる。

『…ダメだもう帰ろう!!あ〜怖かった…』

「まあ…バスの反応もないし、時間もアレだ。引き上げるか。」

………!!?

ふいに俺達の後方の藪でガサガサと物音が。ちょっと大きめの動物が移動している音に聞こえた…まさか…

『…暴走!!?』

「…もうちょっと状況考えてネタ言え…なんだ一体?」

とにかく逃げ出せるように身構えつつ藪を凝視する。まあ時期的に熊が襲ってくるようなことはないと思うが…

正体不明の存在は結局姿を見せずに藪から藪へと移動していき遠ざかっていった。

『…ぶはw!なんだ今の!?』

「…わかんね。が、なんか居たのは確かだ…野池こええw」


まあ…そりゃなんか居るわな山ん中だから。とりあえず自分達には危害はおよばなかったのが幸い。一目散に車へと走る。

『…釣れんだなぁ〜』

「ヘビ釣れたやん」

『…もう一カ所いってみない?バス釣りたいし…』

「…や、もう勘弁して…つか歩いて帰ってもいいか?」

勢いで釣行したものの新規開拓で時合い無視では釣れないのももはや必然。絵に書いたような撃沈劇で終了と相成った。

…うまくいくわけねーよな〜(-.-;)y-~~~
もうなんかどこでブレてるやら検討もつかねぇ…
  

Posted by ken at 07:55Comments(6)

2009年07月13日

脳汁水産〜淡水編III 〜

ちょっと腰痛が酷い脳汁水産です…現場もかなり佳境に入ってまして、我慢大会みたいになってきました。これを乗り越えたらじっくり海で釣りしようかと思ってます(^^;)

さて、淡水編はまだ続きがありまして…(というか今後も確実にやると思いますが)今回は釣りに行くまでの出来事。グダグダです。

脳汁水産淡水編III〜道連れ


『新しい竿とルアー買いに行くから付き合ってよ』

連日追い込みかかった仕事で脳がピヨってたところに電話があった。は?こないだ竿買ったばかりだろ?

「…オマエ金もねえくせに何を言ってんだ?釣り具屋行く前に病院行け」

『や、ほら、この前お前の仕事手伝ったじゃん?あのバイト料もらえんのか?』

…忘れてた(^^;)

「貰いに行ってくるから待っとけ。定時あがりだろ?合流するか」

新竿買ってわずか2週間で新しい竿が欲しいという明らかに病気な発想。なるほどパチンコも負けるワケだ…などと考えつつ用事すませて相棒と合流。
どんな竿が欲しいのかとヤツの車の助手席にすわりつつ尋ねてみる。
「ルアーマガジン」最新号がでんと広げられた

『トップ用の竿が欲しいんだけどどれがいいのかサッパリわかんなくてさ〜デザイン的にはコレがいいんだけど…』

メガバスのロッドが欲しいとおっしゃる(-.-;)y-~~~

「…ちょっと頭出せ」

『??…ぐわっ!!?』

一発ひっぱたいてやれば目も覚めるかと思ったんだが。

『なにすんじゃあああ!』

「アホかおのれは!いくらすると思ってやがる!!お前の取り分は2万だろうが!!」

『わかっとるわい。だから今から増やしに行く。付き合うよな?』

「………」

で、ヤツのホームグラウンドであるクサレたパチ屋へ。扉をくぐった瞬間に負けた気がするのは空調費ケチってまったくエアコンが効いてない空気のせい…か?弩クリアーのベタ凪並みにヤバい雰囲気がする(-.-;)y-~~~
見る台見る台実にわかりやすく釘が潰してあり、パチスロのシマなど開店休業状態。1パチコーナーだけ盛況なようで辺りの空気が白く濁っている。…末期だ…

この状況で『いい台探してよ!』とのたまう相棒にDDTを喰らわしたい気分になるのは仕方のないこと。というか釘もみねーでパチンコ打つなアホ。
魚の生態を知らずに「どのルアーなら釣れるの?」と聞くのと大差無し。

「(-.-;)y-~~~店変えたほうがいいな。オマエが勝てない訳がよおおく解ったぞ。スタートから間違っとる」

『この店たまに爆発台があるんだよ!』

「たまにしかないから不良店なんだっつーの。んじゃコレ打て」

ランクアップボーナスのチャッカー周りの釘がわりとマトモだった慶次斬に座らせてみる。

…1時間半後、さっくりとむしられた相棒の、力なくうなだれる姿を写メして店を出る。
俺?キジが一羽逃げましたが何か?(T^T)


「んで釣具屋どーすんだよ。今いくら持ってんだ?」

『…385円』

「帰れ(笑)」

が、諦めの悪い相棒は、カードで竿買うという暴挙に出る。作戦は悪くないが結果が非常に心配である。

…しかししばらく釣具屋も来てなかったがもー全くわからん(^^;)矢継ぎ早に各メーカーが新製品乱れうちするもんだから回転も速いんだろうな〜とバカを放置して見て回る。いくつか新製品のワームを仕入れる。海に行きたくなってきたな〜♪

…どうやら相棒は目当てのブツがなかったようで、諦めてメガバスのトップルアーをいくつか手に持っている。アンスラにグリゼロか〜メバル釣れるんだよなコレ。

『…よし、ルアーも買ったし野池いこうぜ!』

「は?全く聞いてない展開な上、バスタックル持ってきてねぇぞ?」

『メバルタックルあるじゃん』

「いやあるけど…帰って寝たいんだが」

『付き合い悪いなw』

「…わあったよ…1時間だけな?」

『っしゃw!!』

こうしてバカ2人は懲りずに再び野池に立ってしまうのであった

次回「未知との遭遇」  

Posted by ken at 23:50Comments(12)

2009年07月10日

脳汁水産〜淡水編II〜

梅雨ですねぇ〜怒涛の土砂降り。こういう時に現場仕事はキツい。ってか俺の担当が屋上ってのはなんかの罰ゲームか?
火責め水責めかよ…もうどうにでもしてくれ…orz

脳汁水産です。

ひょんなことから再開したバスゲームですが、キャスト前から落水と、不安を隠しきれない展開。チーム「俺とお前と大五郎」、何故毎回期待を裏切らない展開になるのか?体張るのもほどほどにしてもらいたい。

淡水編 II〜踊る大五郎再び

野池の静寂を引き裂く悲鳴、釣り座に立った瞬間に落水という離れワザをかました相棒をどうにか引き上げる。水深が50センチ程で助かったがひっくり返った為腰まで泥水まみれ。

「…帰るか?」

『こんなこともあろうかと着替えは持ってきた!』

そんな想定までせにゃいかん場所に俺を連れてくんなよ(-.-;)y-~~~

相棒がおもむろにキャスト開始しようとする。ちょっとまてい(゜Д゜)

『どした?』

「バカタレお前今ここで落ちたろうが。釣れるわけなかろう。移動ぢゃ」

再度藪こぎして湖面に木がせり出したナイスなポイントを発見する。捕食音アリ!ここはイケメンじゃないの!

『トップに出るとこ見せてよ!ズバーンとこう』

「おうまかしとけい」

木の下の岸壁がいい感じにえぐれている。狙いは際5センチ。
距離15mならピッチングで…
とうっ
(ノ-"-)ノ~~~~~~~~~~〆

着水地点もピシャリ、着水音も文句なし。さぁバスを呼べ#210!!
竿先を軽く操り移動距離なしのドッグウォーク→スラッグでテーブルターン→ポーズ10秒→ダート→一服(-。-)y-゜゜゜

『…何故放置?』

「トップちゃ『間』で釣るんだよ。タバコ吸い終わるくらいにゃ居るなら出るぞ」

『…ホンマかよ…』

くわえたマルメン100sがチリチリと音立てて半分程灰になった時、水面が炸裂した。

「っっっしゃああああ居たぁぁぁぁ!」

雄叫びと共に電撃アワセを叩きこむと魚の重みがmark I越しに手から脳へ伝わり、アドレナリンが放出され視界がスパークする。この感触、待ってました!

「………アヂか?」

『…いやバスだな(笑)…細っっ』

35センチあるかないかの激ヤセバス君…悪かったな、もうちょい飯食ってから来てくれ(-.-;)y-~~~

なにはともあれ1投目でのヒットはバカ2人のテンションをかち上げた。

『俺にもトップ貸してくれ!!あ、コレカッコいい!』

「ちょ!おまっ!」

クサレ相棒が人のBOXから取り出したはHEDDON チャガースプーク。当然ながらオールドである(当時8000円くらい)

キャストミスしたら殺すキャストミスしたら殺すキャストミスしたら殺すキャストミスしたら殺すキャストミスしたら殺すキャストミスしたら殺すキャスト

俺の毒電波が届いたらしく、絶妙なポイントへ着水。心臓に悪すぎる…

『んで、このルアーどう使うんだ?』

「…投げる前に聞け(怒)」

状況的にさほど活性が高いとは思えない。ポッピングスプラッシュ→ロングポーズでいけと指示をだす。

…まあ4〜5投して出たら御の字だろ〜と余韻に浸りつつ見物していたら…バシャッッッ!!

『うわぁぁぁぁ!ホンマに出たああああ!!』

…マヂですか?(-.-;)y-~~~

『…アヂか?(笑)』

「…アヂだな(爆)」

相棒のロッド入魂&初トップに付き合ってくれたのはサバ読んで30センチのバス君。まさかまた一発で出るとは…今日は祭りか?復活祭なのか?

「よっしゃあああランガンじゃあ!気張って釣れえええ!」

『うををを!!』


……
………

一時間完全沈黙(゜Д゜)

『ねえ、なんの反応もないんだけど』

「ふむ、時合いは終わったらしいな。そうそう上手くいくワケがなかろう。むしろ1発ツモが出来過ぎだっつーの」

『釣りでも単発か〜』

「当たっただけマシってやつだな。それよりルアーロストする前にそれ返せ。あがるぞ」

『いやもうちょっと待ってよ〜投げたりないんだよ。つかこのルアーちょうだい』

「価値のわからん奴が持ってどーすんだ。メガバスのポッパーでも買ってくりゃいいだろが」

とかグダグダやりながら俺は竿を納める。とにかく1本出たので十分満足はしている。つか欲張るとロクなことねーんだよ釣りもギャンブルも…

…ほらやった。

ってキッッッサマァァァァァなにしとんのじゃあああああ(ノ-"-)ノ~┻━┻

相棒のキャストしたルアーが立木に直撃、引っかかるorz

『うわああヤベエ!どうにか取れんかな…』

グイグイとラインを引っ張る

「待て!ヤメロ!切れる!」

叫びも虚しく乾いた音が夜の帳が降りてきた湖面に響きわたる
ラインブレイク(゜Д゜)

「…取ってこい(怒)」

『うえええ!!?』

「あったりまえぢゃあ!!岸から2mくらいのとこですでにキサマ落水済みだろうが!怖いものなど何もなかろうがぁ!」

『また買えばいいぢゃん』

「売っとらんのじゃあああああ!!!冗談じゃねえぞコッノヤロオオオ!!」

棒きれ拾って水深確認すると浅いらしく1mもない。立木に落ちてた頑丈そうな木の枝ひっかけて伝って行けるようにして、突入の合図とともに相棒は傾奇者チャレンジ(プラグ救出作戦)を開始した。

『ちょーこれいきなり深くなったらヤバくね?』

「ライジャケあるだろ。沈まんよ。棒から手ぇ離すなよ。真剣にヤバかったら戻れ」

『だったら諦めろよ…』

「やっかましゃあああ!!そのままバスの餌にしてやろうかぁぁぁ!!」

『たかがルアー1個で人を沼に沈めるんじゃねえええ!!』

「…傾くなら傾きとおせ( ̄。 ̄)y-〜〜」

『こないだキセル予告からそれ行ってハズレたよ!』

「キセルって外れんのか?(爆)」

『…もう慶次は打たねー!クソ…このまま入水したくなってきた…俺は一体何をやってんだ?』

「だがそれがいい」

ザバザバと確実にポイント荒らしながらルアーの救出に成功。ヤレヤレ┓( ̄∇ ̄;)┏

『いや〜まさか野池で泳ぐとは思わなかったな(爆)』

下半身ずぶ濡れの相棒は何故かとても楽しそうだ。脳が液晶でやられているらしい。

「俺の予想を遥かに超えた展開だよったく…疲れた。帰るぞ」

もはや何をしにきたのかすらわからない俺とお前と大五郎は野池を後にした




一週間後

『おっす。また釣りいかんけ?いい野池見つけたんだよ』

相棒からの電話。すっかりバス釣りにハマったらしい。というかあの展開でまたやる気になっとるところがどうかしているとしか言いようがない

「や、行きたいのはヤマヤマなんだがしばらく無理だ」

『仕事忙しいんけ?』

「この前ヘンな虫に右足首刺されたらしく、しかも化膿してとんでもないことになっとるんだが。痛くて病院いったよ…歩くのもキツいわい」

『そりゃ残念だな。治ったらまたいこーぜ?』

「…少し考えさせてくれ」

脳汁水産水揚げ

ブラックバス×1
傾奇者(オス)×1  

Posted by ken at 20:08Comments(14)

2009年07月09日

脳汁水産〜淡水編I〜

前回から随分と長いこと間があきました(^^;)
なんせ殆ど釣りしてなかったから書くこともなかったワケでして…
なんというか、アレです。「転機」というやつですね。

人生において、幾度か訪れる重要な分岐点。気付かずスルーするか、気付いて行動するかってのは当然違う結果をもたらすワケです。

ここが勝負所じゃあ!!と、俺のキレがイマイチな脳が指令をだした。「崖っぷちだろ?今は全力で仕事しとけ」と。

転職からやがて10ケ月の時が流れ、少し落ち着いて周りを見渡すと、周囲の人間達の反応が以前とまるで違うことに気付く。

…そうか、こういうことか…

なんとなく人としての生き方に気づいた34才の初夏。

皆様いかがお過ごしでしょうか、脳汁水産です。

先日、「北の酔いどれアングラー」ユキさんから催促の電話(脅し)があり、久しぶりに書いてみることにした。

脳汁水産〜淡水編〜

夜の野池は危険がいっぱい!?

きっかけは以前話した旧職場の相棒のよこした一本の電話(俺とお前と大吾郎のアレ)

『元気け〜いやぁパチンコ勝てなくてさ…また勝たしてもらえないかと』

「おう、元気だが久々でパチンコの話かよ(笑)で、どんだけ負けとんの?」

『かれこれ半年一回も勝ってない…』

「…終わってんねキミ…で、聞くのも恐ろしいが一体いくら負けてんだ?」


……
………
ゴファ°・・°・?((((゜ε゜;))))ッッッ!!!

アホくぁぁぁぁ(ノ-"-)ノ~┻━┻俺の車が新車フル装備で買えるだろうがぁぁぁぁぁ!!!

「…やってて楽しいかそれ?」

『つまんない…ってか泣けてきた』

「…ったく…もうやめえ。大体他にすることないからパチンコばっかり行くんだろーが」

『なにか趣味をつくれと?』

「おう。釣りじゃ(゜Д゜)」

『海遠い…』

「沼があろうがぁぁぁぁぁ!!」
で、2人してバス釣り熱再燃。このバカ相棒、俺に劣らぬ超凝り性で、火が着くと止まらない性格。翌日には新しいバスロッドを2人で選びに行った。

翌、週末の夕まずめ

クワガタの香りが漂うとある野池にオッサン(バカ)×2。
およそ3年ぶりとなるバスゲームに釣りインポ気味だった俺の心が故マイコォージャクソンばりに踊り出す。(beat it)
風裏でベタ凪ぎの湖面では、ざわつく小魚の姿と激しく続く捕食音。この状況でテンションが低いままの釣り人などおるまい。

バス釣り時の愛刀を取り出し20ポンドのナイロンラインを通してゆく。…ああ、これが俺の釣りの原点だったなぁ…

ロッド:HEDDON 「MARK I」 POWER+ 1975
リール:ABU アンバサダー5000a 1975
RED

奇しくも俺と生まれた年が同じ「古き良きアメリカ」を象徴するかのようなオールドバスタックル。塗装とかマジックで塗ったんじゃねーのか?と突っ込みたくなるようなチープな赤と黒のド派手でクソ重いグラスロッドに、個人的にフェラーリ・レッドと肩をならべる美しい赤のベイトリール。
思わず見とれ、一服
たまりまへん(-。-)y-゜゜゜

やたらぶっといピンクのナイロンラインの先に結ぶのは…OLD HEDDON SURFACE#210
当時オークションで23000円で落札した強烈なテーブルターンとピンポイントポッピングを得意とするヴィンテージトップルアーである。

相棒のニューロッドと並べ、2人でニヤニヤ…ただの変態である(というかこの時点で半分釣りがどうでもよくなっているのがバカ)

「おい、ポイント絞ってあるんだろうな?」

『昔よく釣った場所なんだよね。たしかここをこう…』

藪こぎ開始。

「…昔っていつの話だ?」

『12年くらい前』

「…お前の脳を頭カチ割って見てみたい気分だ」

『お、ここだここだ!!誰も撃った形跡もないし、絶対いけるってうぇぇぇ!!!?』

脚下、崩落

相棒、落水

待て、次回

…ちゃんと書きますよ(^^;)  

Posted by ken at 19:39Comments(16)

2009年03月03日

遅参

1ヵ月ぶりにこずかいも入り、暖まった懐をよいことに行って来ました恒例のムダ使い

CDのジャケ買い

以前にも解説しましたが、なんの予備知識もなくCDのジャケットだけで購入するという博打行為ですハイ。
第一印象で決めましたという一目惚れ的この買い方、実にファンタスティックなので音楽愛好家には是非お勧めしたい。

ハズした時のやるせなさもM心を心地よく刺激してくれる。

で、今回の獲物



UNSUN 「THE END OF LIFE」

これを選んだ理由はジャケ写真見ればわかりますね?ええブロンド美女ですブロンド。最近は好みもワールドワイドに(以下延々と趣向を語り始めるので省略)

…なんとまあこの麗しいブロンドがこのバンドのボーカル、AYAその人だったりします。はやる気持ちを抑えつつデッキにCDをぶち込み、VOLノブを勢い良く回し、目を閉じて全身の神経を音に委ねるべく空間に同調させる。

〜音楽とは耳で聴くものに非ず。体で浴びるように感じるべし〜

1stトラック、WISPERSが炸裂。

っっっキタキタキタコレキタアアアアアアッッッ!!!((((゜д゜))))

大アタリ直撃。心臓を鷲掴みにして握り潰されるようなインパクト。思い描いていたイメージの遥か上を行くど真ん中ストライクバッターアウッである。

AYAの歌い上げる透き通るような切なく美しいメロディー、これを際立たせる見事なシンセ、そして…

地鳴りのごとく轟く高密度なディストーションサウンド!!うねりまくるリズム隊!!

悶絶しました。

えーライナーノーツは…ふむ…ポーランドのバンドか…ギターは何何…元VADER!?CDが確かここに…

内戦時のポーランドから生まれた戦慄のブルータル・デス、VADERのギタリストのバンドだったのか!!

…すでにマニアック過ぎて誰も理解不能な領域かと思うので割愛

なんせ近年ブームなゴシック・メタルの完成型みたいなバンドなんで興味ある方は俺に一報を。うざいくらいの解説付で聞かせましょう(爆)  続きを読む

Posted by ken at 18:46Comments(14)

2009年02月25日

爪痕

いや天気悪いねしかし。悪天候で釣りばっかしてた男が全く釣りにいく気になりません(-.-)y-~~

昨年の高波災害から昨日ではや一年…皆様安全意識をもって釣りを楽しんでおられますか?毎度脳汁水産です。
まあどーしても釣り人っちゅーもんは「俺は大丈夫」的な考え方になりがちなんで、ひとつ気を引き締めるということで。

被害の大きかった入善の海岸は順調に復旧工事が行われたようですが、呉西エリアはぶっ壊れたまんまですな…国分沖一文字はなおしてますが海岸のほうは後回しの様子。
色々と財政的な問題でもあるのでしょう。やれやれ。

俺の財政は、日曜日の今年最初のGIのおかげで温まりましたが。  続きを読む

Posted by ken at 10:00Comments(10)

2009年02月15日

LET'S ROCK BABY!?

え〜随分長いことご無沙汰しとりますm(_ _)m脳汁水産でございます。

いつの間にやら年も変わって過ぎることひと月半。皆様いかがお過ごしでしょうか?大不況のあおりは末端にも届きまくり、苦しい台所事情を強いられているかと思いますが、自殺を考える前にまずホームレスをお勧めします。なかなか良いです(体験談)電車などに飛び込むのはJR職員共が迷惑するので控えましょう。

近況はまあ…うまいこと生きてます。我が人生において最も平穏な日々と感じております。常日頃修羅場火事場の生活を送ってきたものだから、最初は戸惑ったものの「いいかも」と最近は思えるようになりましたね。車庫でタバコをふかしても、あまり寒さが身にしみない今日この頃であります(-。-)y-゜゜

…まあいずれ修羅場に叩きこまれるでしょうが…
自らすすんで地雷を踏みに行く性格が治るなら苦労はないんだな←治療法求ム


さて、前々日に入っていた現場も片付き、一息の連休。いつものようにチビ共と戯れつつゲームに興じたり溶接の勉強したりとのんびりしていると…

「暇なら釣りに行こうよ!」
とメールが届いた。すっかりひきこもり癖のついた俺にはグッドタイミングなお誘い。

久しぶりに…

クレイジーにいくぜぇ!!  続きを読む

Posted by ken at 10:53Comments(30)

2008年10月24日

秋雨

秋もふかまりつつある今日この頃、今月末には紅葉も見頃を迎えるようで、紅葉狩りにでも出掛けようかと思う脳汁水産であります皆様いかがお過ごしでしょうか。

新しい職場に移り変わり、いまだ慣れぬままドタバタしておりますが、親方も俺を歓迎してくれているようで楽しく仕事させてもらっております。
…なんせ俺の親方、相当な釣りキチであることが判明。趣味に理解があるってのは職場としては最高ですな。ベストと言い切れます。いや〜転職してみるもんだわ(笑)
休憩も昼休みも釣りの話ば〜っかり!たまりませんわ(爆)

もっとも「もう年やから、せわしないルアー釣りちゃできん」と言うてますが、もー相当好きなようでおかまいなしですな。出張が楽しみになりました(釣り道具携帯許可がおりました)

話しててしみじみと思いましたね、釣りっちゃホンマにいい趣味だ。年齢も性別も職種も立場も関係なく人間関係が広がっていく。どこぞの社長さんも竿握って海に立ったら俺と一緒だもん(笑)子供みたいな顔で一喜一憂…いい光景やな〜とホンマに思う瞬間ですわ。
まあ反対にガツガツ釣りしとるのが相変わらず好かんのですが(笑)  続きを読む

Posted by ken at 14:41Comments(15)

2008年10月23日

いつのまにやら

最近、スーパー戦隊モノにはまってます。チビ達に見せて大人しくさせるつもりだったのが自分がハマった次第でして(笑)
現在はシリーズ32「炎神戦隊ゴーオンジャー」が放映されとります。一年ごとに新たな戦隊に変わって放映されてきたわけですな…32年続いとるんか〜なんとなく覚えてんだけど初代のゴレンジャー…俺1歳だったはずだが(笑)

自分の子供に見せる歳になったか〜と感慨にふけるこの頃。そりゃ生え際もバックするわ〜

…この前鏡見て気づきました。結構ダメージでかかったりします…先人方、是非アドバイスをばm(_ _)m

で、この新シリーズの戦隊モノ、相当面白かったりします。「ジャー」つけりゃ戦隊ものになるんかいネタ切れかいサンバルカンやダイナマンの立場はどーなるんだオイとツッコミながら見てたんだが、勧善懲悪でちびっこにも分かり易く(仮面ライダーシリーズ…現在はキバ…は反対にストーリー性がかなり高くちびっ子にはわかりにくい)、かなりお気楽というか緩い雰囲気がより優しい。
赤…元レーサー
青…元バスの運転手
黄…元サーキットの売り子
緑…元フリーター・ピザ屋のバイト
黒…元警官

…ピザ屋のバイトっちゃ何よ!?フリーターがヒーローちゃなんちゅう夢のある仕様ぢゃ!爆笑もんである。

さらに充実しているのがゴーオンジャーと敵対する悪の組織ガイアークのキャスト。3人いる幹部の一人が女性キャラで、なんと元AV女優及川奈央(!!)役名…害水大臣ケガレシア(爆)ケガレシア様って…ステキすぎです。

小さいお友達から大きいお友達まで楽しめる番組になっております。  続きを読む

Posted by ken at 12:34Comments(16)

2008年10月22日

廃人生活

ご無沙汰してました。すっかりさぼり癖がついてしまい申し訳ないです脳汁です。前回のアップからはや1ヶ月が過ぎてますね(^_^;)

さてワタクシは仕事も正式に変わり(9月にお世話になってたバイト先も無事勤め上げました)忙しい日々を送って…  続きを読む

Posted by ken at 10:19Comments(12)

2008年09月17日

ある日の夕まずめ

さて、またオープニングはマニアックな音楽の話で。

釣りに関係ない話と一般的に思われることだろうが、俺の脳内では釣りもまたひとつの音楽という解釈。…こういう訳のわからん能書きは書いたところで皆さん興味もないだろうから割愛する(笑)

…それを言うとこの記事全部「以下略」だな(-"-;)


CD買うときって皆さんは何を参考にして買うだろうか?俺は「ジャケ買い」…なんの予備知識もなくジャケットの絵から「こんな感じの音楽かな?」と想像をガンガンに膨らませ、期待感に胸高鳴らせつつパッケージを破り、カーステに突っ込んでボリュームを勢いよく時計回しにひねり、身構える…この一連の流れがたまらなく好きだ。期待以上の音が炸裂するのか否か?…大抵期待を超えるものは無いんだが、中には想像を遥かに凌駕する音に出会うことがある。

FASTLANE 1stALBUM 「NEW START」

ジャケ買いマニアの個人的な意見(偏見?)だが、やたらアタリが多いのはイギリス…UKロックシーンかと。U2やオアシス、セックス・ピストルズを産んだ国だ、流石にレベルは高い。

が、ファストレーンとの出会いはとにかく衝撃的だった。アルバムタイトルが気に入ってなんとなく購入したんだが、オープニングで鳥肌モンのフラッシーなギターリフが炸裂し、超メロディアスな歌メロが絡みタイトなリズム隊が曲を引き締める…ななな、なんじゃコイツらわぁ( ̄□ ̄;)!!

初めてメタリカを聴いた時以来の衝撃だった。
ありそうでなかった、こんな曲が聴きたかった的充実感が音の洪水とともに胸にこみあげた。

…とまあジャンルで言うとUKメロディックロック+メロコア+メタル。ややこしいがこんな感じ。いわゆるミクスチャーなんだが、他に類をみない疾走感、緩急自在の旋律と荒々しくも透明感のあるハーモニー、アルバム収録曲の統一感は近年では随一(当社比)

ライナーノーツ(洋楽のジャケットの中に入ってるバンド解説みたいなもん)を読みふけると…じゅじゅじゅ、14才!!?メンバー全員がティーンエイジャー(驚)…おそるべし…

とまあ購入してから3年経った今でもマイフェイバリット・バンドとしてこのファストレーンはカーステ下の「先発」から外れることはない。  続きを読む

Posted by ken at 19:35Comments(8)

2008年09月14日

景美隊全体活動に8ヵ月ぶりに参加してまいりました。今回は魚津ですね。経田漁港ねオーケーオーケー。

朝目が覚めたらもう7時(-.-;)y-~~~やっべギリギリじゃね?顔洗って歯ぁ磨いてれっつご〜

が、またも道に迷う。経田漁港ちゃどこよ?hiroshiさんのナビの甲斐なく豪快に通過。釣りバカ日誌ロケ地を通った時点で気づけば良かったんだが、気付いたのは「生地」の看板見つけてから。生地?魚津抜けてね?行き過ぎた?

現地に着いたのは集合時間を30分も過ぎた頃だったm(_ _)m

そこへ待ち受けていたのは側溝にストックされた発酵したゴミ達…大歓迎じゃねえすか(-"-;)

ぼちぼち一時間程拾い集め、お馴染みのゴミ袋の山が出来上がる。うーむ…現状さして変わらず、か。やれやれ。

参加した皆様、お疲れ様でした〜暑かったねぇ…  続きを読む

Posted by ken at 14:17Comments(22)

2008年09月11日

FISHING・JAM

近年、ハードロック/ヘヴィメタル(以降HR/HM)シーンにおいて1980〜90年代に活躍したバンドが再び頑張ってる。当時どっぷり浸かりまくっていたおぢさんとしては嬉しい限りだ。今車中で爆音響かせているのもそんなバンドの一つ。

extream
「saudades de rock」

FM富山のリスナーは知ってるんじゃないかな?1990年にリリースされたアルバム「PORNOGRAFFITTI」に収録されてる代表曲ともいえる「MORE THAN WORDS」がよく流れるから。

そのバンドの復活ニューアルバムがコレだ。良くも悪くもextremeといった感じが最初に聴いた印象だ。最近はオフスプリング(メロコア)やマッドカプセルマーケッツ(デジロック)なんかを聴いていたためかったるく泥臭い感じがしたが、俺のルーツが80年代後半のバンド(extreme 、GUNS & ROSES)であるから聞き返すうちにやはり気に入った。
当時俺のギターヒーローはジミ・ヘンドリックスでもジミーペイジでもリッチーブラックモアでもなく、スラッシュでありヌーノベッテンコートだった。

俺にとって音楽は、14才の時に出会った「筋肉少女帯/サボテンとバントライン」以降欠かせないものになっている(それまで一切音楽に興味がなかった。大槻ケンヂの存在はとてつもなく衝撃的だったワケだ)。あらゆる過去の情景は当時よく聴いていた楽曲とともに記憶されていて、曲が流れると懐かしくも苦くもある思い出達が頭に浮かび上がってくる。

最も音楽に浸かりきっていた大学時代からのバンド仲間から連絡があった。

『釣りしよ〜』

俺の親友であり頭脳でもある男と、そのツレ。幾度となく夜を徹して音楽談義に花をさかせた連中とまさか釣りするとはね〜

ちなみに俺を含め3人共ギタリスト。中で最もセンスもテクもないのが俺だ。彼らと何度か対バン(合同ライブ)を行ったがその圧倒的存在感と破壊力に圧倒されたものだ。
さてさて…3ピースのフィッシング・ジャムといきましょうかね♪  続きを読む

Posted by ken at 18:45Comments(4)

2008年09月04日

原点回帰

ようやく望んだ形で仕事が出来そうだ。次に腰すえる所が先日、決まった。

ある程度しっかりした会社(まあどの程度がしっかりしとるのか今となっては疑問だが)で庇護を受けて日々の仕事をこなすのもまあいいもんだなとは思っていたけど、やはり俺には合ってないんだろうな。お陰で何でもこなせるくらいにはなった。でも結局このまま行ったら俺の売り物が出来ない。何でもこなせるってのは、この業界じゃ浅く広く…なんもかんも半人前。最終的に潰しがきかねーんじゃないかと。

目指す仕事のスタイルは職人。職人とはすなわちスペシャリストのこと。ある特定分野においてズバ抜けたスキルを持ちうるとっかえのきかない人間こそが、俺の目標だったはず。

生活環境の変化に合わせて最善とまではいかなくても適応してきたつもりだったが、結果満足のいくものは得られなかった。

会社が守ってくれる?安定した生活の保障?将来の安心?

俺の生きてきた道にそんなもんあったのか?そもそも社会に出た時に、この腕で出来ることで食っていこうと決めたはず。自分と家族は自分で守る。生活の保障と将来の安心は腕一本で叩きだす。

運もタイミングも良かったんだろう、不思議といつも出会いに恵まれてる。
富山でも随一、全国でも知る人ぞ知る熟練溶接工が偶然にも後継者を探していた。そこへ当て込まれたのが俺だ。頑固一徹職人気質の親方との巡り会い。引退も近いので若い奴に持てる技術の全てを渡したいとおっしゃってくださった。こんな話、普通ねえよな?

今バイトさせてもらってる会社も居心地はいい。社長も俺に目え掛けてくれるし、金銭面の待遇も今までとは天地の差だ。なんら不満は無い。だからこそ、申し訳ない。どうせならもっと会社に貢献できる人間でなくては。ならば、今のままではダメだ。俺って職人を会社に置くことで会社にとって多大なプラスになる…そうなって戻ってきてこその恩返しじゃないか?

千載一遇の機。ここを逃したら後はない。背水の覚悟…言葉にするのは簡単だが、年齢的にまさしくラストチャンス。唯一無二の職人という目指したものへの扉が開かれた。今こそ全力をつくす時。さあ、気合い入れていくか。
  

Posted by ken at 18:52Comments(14)

2008年09月03日

あやまちは繰り返す

釣りネタはありませんのでスルーされる方はここで。

なんだかドタバタしてる脳汁水産です。

仕事環境も変わりすっかりストレスから解放された私ですが、そのぶんがまとめて相棒に重くのしかかっているようで毎日のように連絡がくる。で、昨夜も仕事終わったあとにラーメン屋でプチ宴会をしていた。  続きを読む

Posted by ken at 00:04Comments(10)

2008年08月29日

激二日酔い→嵐

およそ8年ぶりに大量に酒を浴びた(ユキさんにしてみれば適量だと言われたが)反動は当然やってきた。

実は酒が入ると寝付けない上に眠りが浅く、乳との遭遇に興奮状態だった故、朝6時に目が覚める。
まだ酔っ払ってる状態(笑)チビたちの朝飯を手伝って再度就寝

午後3時起床(廃)

猛烈な頭痛(-"-;)ふ…二日酔いかよ…

もはや家庭ゴミ状態ornアルコール漬けのゴミはよく燃えるだろう…

とりあえず飯でも食うかよ…とラーメン屋へ行きミソチャーシューもやし抜きを頼む。ラーメンにもやしがどうしても許せない。ラーメンにシャキシャキとした歯ごたえがなんで必要なんだ?意味がわからん(-"-;)

まあここは常連なんで言わなくてももやしは抜いてくれるのだが(笑)  続きを読む

Posted by ken at 11:19Comments(12)